境内を囲み門まで続く土塀。土の壁は山寺の風情がありますが、風化しやすいので今後の管理を考え漆喰へ変更しました。
猿の爪痕が痛々しかった部分。汚れが付きにくいよう漆喰の上から撥水塗装をしました。
崩れかかっていた階段傍の土塀は傷んでいた部分を大幅に取り除き荒壁から修復しています。
ツタが浸食し雨水が凍結した跡が見られ損傷がひどかった石垣との境目も丁寧に土と漆喰を込めました。
土蔵もこれを機に剥がれていた部分を修復しました。戸の枠も窓に合わせて装飾を施しました。黒が角を引き締めます。