庭の景色の一部となる東面は雨が当たる部分の土壁が荒壁まで剥がれていました。
昔の写真を参考に土壁の見本を何度も作成し元の色に近づけました。
にじり口のある北面は部分的な補修が何度かされてありましたが、全面を塗り直すことで統一感がでました。
水屋周りの特に痛みが激しかった部分は下地から補修しています。
母屋の裏方は目立ちませんが心配でしたのでこれを期に補修しました。
母屋の北側の漆喰壁は何カ所か剥がれ落ちていた部分を昔ながらの漆喰で補修。
母屋の漆喰は補修箇所が不自然にならないように既存の壁に合わせて色を調合しました。