しかしいつしか機能性や表面的なかっこ良さばかりを追求してしまうようになった気がします。 建物ばかりが主張しすぎて暮らしがかけ離れた家は本当に住み手にあった家と言えるでしょうか?
また安心感や居心地の良さを求めるなかで、限られた制限や予算もあると思いますが、できるだけ自然素材をご提案いたします。自然素材は断熱・調湿・防カビ等に優れ人に優しく、また枯渇燃料を使わず土に戻る地球に優しい建材として見直されつつあります。
自然素材が故に季節によってひび割れや狂いが生じますが、それは自然素材が呼吸している証拠、傷や汚れも年月を経るごとに人のしわのように味わい深くなっていきます。
家は完成して終わりではありません、暮らしながらつくり上げていくものです。 私たちは家だけではなく暮らしを提案し、そこで暮らす人々が主人公になってほしいと願います。